チェコガラス

チェコガラスのアクセサリーができるまで|素材との出会いと選び方

チェコガラスのアクセサリーができるまで|色鮮やかなチェコガラスの素材と、Petite Raraが大切にしている素材選びを紹介するアイキャッチ画像
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チェコガラスのアクセサリーを制作するうえで、私が大切にしていること。

それは、デザインを考えることと同じくらい、素材そのものとの出会いです。

ひとつのチェコガラスを手に取ったとき、色や輝き、細かな模様、光の当たり方によって変わる表情に、思わず心を奪われることがあります。

今回は、Petite Raraのアクセサリーが生まれるまでの、素材との出会いや選び方についてお話ししたいと思います。

チェコガラスとの出会いは、一期一会

チェコガラスは、長い歴史の中で培われてきたガラス工芸のひとつ。

色彩の豊かさや繊細な模様、立体的なデザインなど、さまざまな魅力があります。

同じように見えるガラスでも、光の角度によって色が変わったり、表面の加工によって異なる表情を見せたり。

そんな奥深さに、私は何度も心を惹かれてきました。

チェコガラスの中には、比較的手に入りやすいものもあれば、限られた数しか流通していないものもあります。

特にヴィンテージやアンティークのチェコガラスは、同じものに再び出会えるとは限りません。

新しく販売される素材でも、人気のデザインは短期間で完売してしまうことがあります。

だからこそ、ひとつひとつの出会いを大切にしています。

色鮮やかなチェコガラスボタンの素材。ブルーやレッド、グリーンなど、繊細な模様と豊かな色彩が特徴のガラスパーツ。

素材選びには、長い時間が必要

チェコガラス展のように、多くの作品をご紹介する機会には、少なくとも半年以上前から素材探しを始めています。

さまざまな色やデザイン、サイズなどを見比べながら、少しずつ仕入れを重ねていきます。

ただ、数を揃えるだけでは、私が思い描く作品展にはなりません。

自分自身が心惹かれるものを、一つひとつ選びたい。

美しいと感じる色や模様はもちろん、アクセサリーに仕立てたときの姿を想像することも、大切な時間です。

リングにしたら、どんな表情になるだろう。

ブローチやストールピンに仕立てたら、どんな装いに似合うだろう。

そんなことを思い浮かべながら、素材を選んでいます。

時には、気になっていたチェコガラスが、次に見たときには完売していることも。

素材探しは、いつでも思いどおりに進むわけではありません。

だからこそ、時間をかけて出会ったガラスには、それぞれに特別な思いがあります。

淡いグリーンとオレンジの模様が入った四角形のチェコガラスパーツを並べた写真。アクセサリー制作に使用する個性的なガラス素材。

人が見過ごしてしまうものの中にある魅力

私はチェコガラスに限らず、人が何気なく通り過ぎてしまうようなものの中から、魅力を見つけることが得意なのかもしれません。

そして、そんな小さな宝物を見つけることが、とても好きです。

華やかで目を引くものだけでなく、少し落ち着いた色合いや、どこか懐かしさを感じる模様。

一見すると控えめでも、光にかざすことで思いがけない美しさが現れるガラスもあります。

もちろん、好みは人それぞれ。

私が美しいと思うものが、すべての方にとってそうとは限りません。

それでも、作品を通して、

「こんな色があったんだ」

「この模様、よく見ると素敵」

そんな新しい発見をしていただけたら嬉しいと思っています。

ヴィンテージチェコガラスのリングを指につけた着用写真。落ち着いた色合いのジャケットに合わせた、上品でクラシカルなアクセサリーコーディネート。

素材の魅力を活かしたアクセサリーづくり

チェコガラスは、ひとつひとつに個性があります。

そのため、すべてを同じように仕立てるのではなく、素材の形や厚み、模様の見え方に合わせて、金具や仕上がりのバランスを考えています。

例えばリングでは、ガラスの形状によって金具の高さや取り付け方を調整することもあります。

ほんの少しの違いでも、完成したときの印象や身につけたときのバランスが変わるからです。

素材そのものが持つ美しさを、できるだけ自然に引き出したい。

そんな想いで、一つひとつのアクセサリーを制作しています。

ゴールドやシルバーのリング金具、アクセサリー制作に使用するさまざまな金属パーツを白い背景に並べた写真。

ひとつの出会いから生まれる、小さな宝物

私が朝のウォーキングで大切にしていることのひとつに、昨日と同じ道順を歩かない、という小さな習慣があります。

何度も通った道でも、季節のお花や光と影、その日の空の色によって、違う景色に出会えるからです。

穏やかな水面に青空と周囲の街並みや木々が映り込む風景。朝のウォーキングで出会った、光と季節を感じる景色。

チェコガラスとの出会いも、どこかそれに似ているように感じます。

いつ、どこで、どんな素材に出会うのか。

その時の出会いが、新しいアクセサリーへと繋がっていきます。

そして、完成した作品が誰かのもとへ届き、その方の日常に小さな彩りを添えることができたなら。

作り手として、とても嬉しく思います。

これからも、自分自身の感性を大切にしながら、心惹かれるチェコガラスとの出会いを重ねていきたいと思います。

Petite Rara
西村さゆり

チェコガラスの妖精をイメージした、ラベンダーカラーのハンドメイドケース。蝶やゴールドカラーの装飾をあしらったPetite Raraの作品。

Petite Raraのチェコガラスアクセサリー

Petite Raraでは、チェコガラスの色彩や模様を活かしたリング、ブローチ、ストールピン、ネックレスなどを制作しています。

ひとつひとつ異なるガラスの表情を、ぜひご覧ください。

【Online Shop】
Petite Rara|Online Shop

【Instagram】
Petite Rara|Instagram

チェコガラスの歴史や特徴については、別記事「チェコガラスとは?」でもご紹介しています。

ABOUT ME
プティートララ / 西村 さゆり
プティートララ / 西村 さゆり
アクセサリー作家|小さな景色の編集者
チェコガラスやヴィンテージボタンを用いて、日々にそっと寄り添う小さな景色を制作しています。 Petite Rara 西村さゆり。
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